摘む

夏の盛りの時期に成長して厚くなった葉を木の根元から先端まで全て摘みとる。


茹でる

摘んだ葉を茹でる事によって発酵の妨げになる雑菌を殺すことができる。


擦る

茹でた葉を揉捻機という機械で擦る。
葉を傷つける言で発酵しやすい状態にする。


漬ける

擦った葉を桶に入れていく。
空気をしっかり抜く。
殺菌作用がある芭蕉やシュロの葉を敷き、フタをして重しをのせる。


桶出し

晴れた日に桶から漬け込み終わった葉をとり出す。
重石のすきまの煮汁を丁寧に取りのぞく。
押し固められた葉をほぐす。


干す

桶出し後、すぐに天日干し。
水分が完全になくなるまで時折かき混ぜながら2、3日かけて乾かす。
少しでも雨に濡れると商品にならない。


選別

干し終わった茶葉の中から茎や茶玉、つる草などを取りのぞく。